インターネットを上手に使おう

トラブルに巻き込まれず、インターネットを楽しく便利に使うために、きほんのルールを確認(かくにん)しよう。

インターネット 5つのルール

1.知らない人に自分の名前や住所などを教えないこと

  • 自分の名前、住所、電話番号、SNS(※1)やオンラインゲームのアカウント情報(※2)などは、大切な個人情報です。知らない人に絶対に教えてはいけません。またインターネットには、実際とは異なる性別や年れいを言って近付いてくる人もいます。ネット上で知り合った人に気軽に会うことは危険なことです。もし「会おう」と声をかけられるようなことがあれば、必ず信頼(しんらい)できる身近なおとなに相談しましょう。

    ※1 SNS:友だちや家族とメッセージを送りあえるサービスのこと。
    ※2 アカウント情報:パスワードやIDのこと。

2.知らないサイトには注意すること

  • ネット上にはたくさんの情報があります。しかし、内容がまちがっていたり、見ることでイヤな気持ちになってしまったりするページもたくさんあります。思わぬトラブルにまきこまれないよう、初めてアクセスするページには十分注意しましょう。
    もし少しでも「おかしい」と感じたときには、軽い気持ちでボタンをおさないこと、先生やおうちの人にすぐに相談することが大切です。

    ☆思わぬトラブルにまきこまれる可能性のあるページの例
     ・サイトの使用料として、高いお金をはらうように書いてある
     ・気分の悪くなるような画像や動画がのっている
     ・人の悪口が書いてある

    このようなページにアクセスしてしまったときは、自分だけで判断せず、必ず信頼できる身近なおとなに相談しましょう。

3.相手を思いやること

  • SNSなどを使って、インターネット上で友だちとやりとりをするときは、言葉づかいに気をつけましょう。表情が見えない分、おこっていないのにおこっているように思われてしまうこともあります。メッセージを送る前に、相手の気持ちになって、もう一度読み直すとよいでしょう。

4.情報の発信には責任を持つこと

  • インターネットは、だれでもコメントや画像、動画を投稿(とうこう)することのできる場所ですが、どんなことでも投稿してよいわけではありません。他人の悪口やうそ、そして自分や友だちの顔・学校を他人に知られる可能性のある情報を投稿しないようにしましょう。
    身の回りの人たちだけでなく、世界中のインターネット利用者からも見られていることを忘れてはいけません。一度投稿したものを完全に削除することはむずかしく、悪用されてしまう危険もあります。
    また、インターネットにある情報は、「著作権(ちょさくけん)」で守られています。インターネット上で見つけたイラストや音楽などを、自分のもののように言ったり、勝手に作りかえたりしてはいけません。インターネットで見つけた情報を使いたいときは、先生やおうちの人に確かめてもらいながら利用しましょう。
    著作権について、くわしくは「みんなのための著作権教室(外部サイト)」を見てみてね。

5.使いすぎには注意すること

  • インターネットを使いすぎると、あっという間に時間が過ぎてしまって睡眠(すいみん)時間が短くなってしまったり、視力が下がったりと、みんなの体にとって良くないことが起きることがあります。一日何時間まで使うのか、何のために使うのかを最初に決め、安全にインターネットを使用しましょう。

動画で学ぼう!(NHK for School)

(外部サイト)
  • インターネットで情報を発信する時はNHK 02:00
    情報を得るだけでなく、一瞬(いっしゅん)のうちに情報を発信することができるようになったわたしたちは、どんなことを意識(いしき)して発信すればいいのか考えよう。
  • 個人情報を教えるとNHK 01:44
    インターネットを利用するには注意すべきことがあることを知る。
  
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